冬用ゴルフウェアおすすめ20選｜ユニクロ・ワークマンも使える？おしゃれな服装は？

四季を通して楽しめる、人気スポーツのゴルフ。しかし陽気のいい日ばかりにプレイできるとは限りません。特に冬のゴルフとなれば、気温の寒さはもちろん時には雪が舞う中でプレーをおこなう…なんてこともあるでしょう。

その環境で快適にゴルフをおこなうために必要なのは、やはりゴルフウェアです。着ぶくれで動きづらい、だからといって薄着では体が冷えて動きづらい。そんな悩みを解消する、さまざまな機能を持つ冬用のゴルフウェアが数多く発売されています。

今回は、冬のゴルフを楽しむ時の服装に悩む方へ、メンズ・レディースどちらでも使えるウェアの選び方や、ウェアについてのマナーなどをご紹介します。ぜひ快適なプレイのための参考にしてみてくださいね。

一見皆で楽しむカジュアルなスポーツに思えますが、実は紳士淑女のスポーツとも呼ばれるゴルフ。ドレスコードがあることをご存じですか？ここではプレイ中と、ゴルフ場にあるクラブハウスで覚えておきたいドレスコードについてご紹介します。

ドレスコードと言われると「面倒だな」と感じる方も多いかもしれませんが。基本を押さえておけば難しいものではありません。プレイ中のドレスコードは以下を意識しましょう。

• トップスには襟付きのポロシャツがベスト。またはタートルネックでもOK
• ボトムスにはチノパンか綿パンを。女性はキュロットでもOK
• シューズはゴルフ専用のものを。「ソフトスパイク」や「スパイクレス」

つい初心者でやりがちなのが、プレイの格好でゴルフ場に行ってしまうこと。これはNGです。行き帰りの服装、そしてドレスハウス内では、男女ともにビジネスカジュアルを意識した格好をするようにしましょう。

• トップスはジャケットや襟付きシャツできっちりと（男女ともに）
• ボトムスはスラックスやロングパンツがおすすめ。ジーンズはNG
• 靴は男性は革靴、女性は派手さのない低めのヒールやパンプスで

また、帰る時もしっかり来た時と同じ格好に着替えてから帰るようにしましょう。

では、ドレスコードも意識したうえで冬のゴルフウェアはどうやって選べばいいのでしょうか。ここでは冬のゴルフに必要な機能と、重視するべきポイント別に選び方をご紹介します。

冬のラウンドは寒いため、高い保温性や防風性のある素材がおすすめです。最近の冬用ゴルフウェアは、ヒートテックのような保温性の高い素材を使ったウェアがたくさんあります。アウターについても高い防水性により、雨の日のゴルフでも中のウェアが濡れずに済みます。

しかし、ゴルフウェアとして着用するなら保温性だけでは物足りません。冬のゴルフウェアは、保温性と伸縮性を兼ね備えた素材がおすすめです。保温性は高くても動きづらいとパフォーマンスが落ちてしまいます。ストレッチが効いて動きやすい上に、保温性が高ければ冬のゴルフも快適です。

冬とはいえ、日中は陽が上れば暖かくなる日もあります。朝の冷え込みに合わせて厚着をしていくと、日中は汗をかき逆に体を冷やしてしまう可能性があります。自然の中で行うスポーツということを忘れず、気温の変化に対応したゴルフウェアを選びましょう。

冬に温かさを保ってくれるインナーはたくさん発売されていますが、ゴルフの場合はゴルフメーカーから出ているゴルフ専用インナーの購入をおすすめします。ゴルフ専用のインナーの特徴は以下のものが挙げられます。

• 汗の速乾や通気性がいい
• 腕や体の可動域が考えられた作り
• 体にフィットして動きを妨げない

暖かさ重視も大切ですが、ゴルフはスポーツです。汗をかくことを考えると、その汗で体を冷やさない機能が重要です。また、動きやすさも快適にゴルフを楽しむためのポイントになります。

冬ゴルフでのアウター選びは、動きやすいものを選ぶことが大切です。厚みがあって防寒性が強いことももちろん重要ですが、その分動きにくくなってしまうと楽しくプレイをすることができません。冬のゴルフアウターにおすすめなのは以下のような素材です。

• ダウン量が少ないけど保温性が高い薄手のダウンジャケット（ダウンベスト）
• 風通しがすくなく、急な雨など撥水性にも優れたウィンドブレーカー
• 保温性の高いけれど、ゆったり着れるモコモコ生地のボアアウター

その日の気温や天候を確認し、適切なアウターを選びましょう。

足元はなかなか温まりづらいものです。防寒のタイツを履いて、夏用のウェアを代用されている方も見かけますが、冷たい風邪や、底冷えを防ぐのは難しいものです。冬ゴルフにはしっかりとした冬用のパンツを用意しましょう。女性も冬はキュロットよりもロングパンツがおすすめです。

冬用のパンツは、各社防風・保温と共に動きやすさを重視しています。裏起毛のものだったり、生地が三層構造構造のものだったりと、工夫が施されていますので、自分の履きやすいパンツを探してみましょう。

さまざまなスポーツメーカーから発売されているゴルフウェア。そのデザインも多彩で、目移りしてしまうほどです。そしてせっかくゴルフをやるなら、ウェアの着こなしも楽しみたいと思う方も多いことでしょう。

クラシカルな雰囲気や、有名ブランドまで各自こだわったウエアに身を固めたプレイヤーはとても多く、やはり自分の気に入った着こなしでプレイすると更に快適にゴルフを楽しむことができます。ぜひデザインにも注目して選んでみましょう。

冬ゴルフには、ウェアだけでなく防寒用の小物も大活躍してくれます。冬用のウェアに合わせて使うことで更に寒さから身を守り快適なゴルフを楽しむことができます。小物の一例としては以下のようなものがあります

• 吸水発熱素材の冬用グローブやカイロも入れられるミトン
• 頭から耳もしっかり温めるニットキャップやイヤーマフ
• 首元からの風邪を防ぐネックウォーマー
• 雨の日には撥水にもなるレッグウォーマー

こうした小物は、気温や体感温度よって着け外しが簡単なため、冬ゴルフにはあるととても重宝します。

ゴルフにはプレイ中のドレスコードがあるということを前述しました。では実際、どのようなコーディネートを組んでいくのがいいのでしょうか。ここでは男女別にその一例をご紹介していきます。

男性のコーディネートは、長袖の襟付きシャツを軸として防寒を足していくと、爽やかな印象になります。気温が極端に低い日はタートルネックも有効ですが、そこはネックウォーマーなど小物でカバーするとお洒落な印象にもなります。

秋から冬にかけて肌寒くなってくる時期には、薄手のセーターと襟付き長袖シャツがおすすめです。特に晴れの日にはこれ以上着こんでしまうと、暑く感じすぎてしまうかもしれません。不安な場合は、すぐに脱ぎ着できる薄手のアウターがあると安心です。

本格的に風が冷たく感じる時期になる頃には、薄手アウター + 長袖シャツ + インナーのコーディネートがおすすめです。インナーをゴルフ仕様の温かいものにすれば、アウターはまだ厚手のものでなくても充分でしょう。ただし、陽の出ない日や雨模様の日にはアウターを厚めにして体温調節をしましょう。

本格的な冬を迎えたら、ダウンベスト + 長袖シャツ + インナーでしっかり防寒をおこないましょう。特に薄手のものであれば、ダウンジャケットも動きやすくておすすめです。また特に気温が低いと感じた場合には、シャツの上にセーターを1枚プラスしたり防寒用の小物を使用したりするのもいいでしょう。

女性の冬ゴルフでのコーディネートは、防寒も大切ですが着ぶくれをしないでスリムに見せたいという方も多いのではないでしょうか。基本のドレスコードは男性と変わりませんが、女性ならではのお洒落も取り入れたコーディネートも楽しみましょう。

初冬の頃には、中綿ワンピース + セーターがおすすめです。ヒップから太もも部分をすっぽり覆う、ベストタイプのワンピースは腕周りが動かしやすく、プレイにも影響がなく温かさを保つことができます。中は気温に合わせてシャツや、薄手のセーターを合わせましょう。

全体をスッキリ見せてくれるシルエットなど、デザインも多彩でいろいろな着こなしも楽しめます。

風が本格的に冷たくなる季節には、セーター + インナーに合わせ薄手のアウターを取り入れることがおすすめです。シャツやセーターの下にも冬ゴルフ用のインナーを着用し、防風と保温を意識しましょう。薄手のアウターは気温によって脱ぎ着がしやすいため、重宝します。

女性向けアウターはウエストラインに沿ったデザインがあったりと、スタイルもすっきり見せてくれるものが多く展開されています。

本格的な冬にはセーター + インナーにダウンベスト（ジャケット）を取り入れましょう。今はダウンも軽量かつ薄手でもしっかりと防風・防寒をしてれるものは多く、ベストタイプは腕周りがスッキリしていて動きやすく、ジャケットタイプも体にフィットして動きやすい仕様になっています。

さらに寒さが厳しい場合は、手袋はもちろんプレイに支障のない頭や耳、そして首元にも防寒小物を取り入れてコーディネートを楽しみましょう。

冬ゴルフ用のウェアはさまざまなメーカーから発売されています。ここではその中でも特に人気のメーカーやブランドをご紹介します。流行りが気になる方や、ブランドにこだわって揃えたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

MIZUNO（ミズノ）は名前の知られた有名スポーツメーカーです。さまざまなスポーツメーカーの中でも、より早くゴルフクラブの作成に携わるなど、昔からゴルフとの繋がりが強いメーカーでもあります。

日本だけでなく、海外のプレイヤーからも人気があり世界的な人気も高く、その背景には優れた機能面はもちろん、デザインが豊富でファッションとして楽しみたいという方からの強い支持があります。

FILA（フィラ）は世界的にも有名なブランドで、1911年にイタリアで設立されました。ファッショナブルなデザインが特徴で、特に大きなサイズも展開しているために男性のゴルフプレイヤーからの人気が高くなっています。

ウェアやシューズ、もちろん冬に特化したゴルフグッズも幅広く展開。スッキリしたシルエットのデザインもあるため、女性でも着こなしやすいブランドです。

PEARLY GATES（パーリーゲイツ）は1989年に設立した、ゴルフウェアの専門ブランドです。「気軽さ・楽しさ」をコンセプトとして、他のゴルフブランドよりも個性的なデザインも多く展開しています。

パーリーゲイツはウサギのロゴや89（設立記念年）のロゴが特徴的。こうした、わかる人にはパッと見でわかるというブランド性が、ゴルフプレイヤーの中ではおしゃれとして、人気を呼んでいます。

ファストファッションの大人気ブランドUNIQLO（ユニクロ）。実はユニクロで展開されているシャツやセーター、パンツなどは、ゴルフプレイヤーに人気があります。速乾・吸汗などの着心地にあわせ、ストレッチ性の高い生地が使われた商品が多いことが人気のポイントです。

さらにユニクロには軽量極薄で有名なダウンジャケットや、イヤーマフ・キャップなど冬のゴルフに役立つ小物もたくさん揃っています。

元は作業現場の職人向けメーカーとして有名でしたが、近年、アウトドアや若者向けファッションとして急激に人気を伸ばしているWORKMAN（ワークマン）。実はゴルフウェアとしての人気も高くなっています。

職人も認めた生地の品質の高さ、汚れにも強く体が動かしやすいデザイン。暑さ・寒さそれぞれの環境に適した機能性は、まさに冬ゴルフにピッタリです。そして価格の安さも大きな魅力となっています。

冬ゴルフはウェアや小物を上手く取り入れることで、快適なプレイが可能です。ですが、プラスアルファでもうひと段階防寒対策をすることで、より快適にそして安全に冬ゴルフを楽しむことができます。

屋外の寒さに対する強い味方といえば、使い捨てカイロです。特に冷える日は、背中やお腹などに貼って体温の低下を抑えましょう。また、靴下に貼るタイプのカイロもあり、冷えやすい足元の対策にも重宝します。

さらに、カイロを入れて使えるミトンや、繰り返し使えて常に温かい状態をキープしたいという方向けに充電式のカイロも発売されていますので、防寒のひとつとして常備しておくといいでしょう。

スポーツ前の準備運動はどんな時でも大切ですが、冬ゴルフの時も例外ではありません。特に冬は寒さで体がかなり固まっている状態にあります。ここで準備運動を怠ってしまうと、体の筋肉や筋を痛めるなど怪我に繋がりやすくなります。

特にゴルフはスウィングの瞬発的な動きがあるスポーツです。急な動きが体に負担とならないように、しっかりストレッチをして、体全体をほぐしてからコースを回るようにしましょう。

冬で大汗をかかないとはいえ、スポーツでの水分補給は大切です。冬ゴルフではこの水分補給を、温かい飲み物でおこなうようにしましょう。やはり寒さが強い時には体の中からもしっかり温めることが大切になります。

また、休憩時に摂る食事も体を温めてくれるものを選ぶようにするといいでしょう。体を温めると、動きも滑らかになり、よりいいパフォーマンスが期待できます。

いかがでしたでしょうか。外に出るのがつい躊躇われる真冬でも、大好きなゴルフを楽しみたいですよね。今回ご紹介したウェアや対策を参考に、ぜひ適切な冬用ゴルフのウェアを選んでみてくださいね。体を寒さからしっかり守ること、そしてゴルフ場で必要なドレスコードに気を付けて、冬ゴルフを目いっぱい楽しみましょう。